2008年度 指定研究プロジェクト

「指定研究プロジェクト」は、2004年度から大学教育開発センター事業として実施されたものです。大学にとって必要な教育の研究開発を行い、より教育効果の高い教育を実践するための基盤づくりを進めることを目的として、大学教育開発センターが指定する教育開発に関するテーマについて研究開発を行うプロジェクトです。

研究代表者とメンバー

（1） 「龍谷大学におけるキャリア教育」 藤田 誠久（経営学部教授）、淺田 正博（文学部教授）、内藤 知康（文学部教授）、谷 直樹（経済学部准教授）、鍋島 直樹（法学部教授）、粟井 郁雄（理工学部教授）、飯吉 弘子（大阪市立大大学教育研究センター准教授）、寺本 憲夫（内部監査室）、橋本 正義（キャリア開発部）、伊勢戸 康（教学企画部）、内藤 多恵（キャリア開発部）、中薗 満（教学企画部）
（2） 「教員評価のあり方について」 加藤 正浩（経営学部教授）、小島 勝（文学部教授）、村澤真保呂（社会学部准教授）、ポーリン・ケント（国際文化学部教授）
（3） 「国際的視野を持った事務職員のSD推進」
－アドミニストレーター型事務職員の教学創造参画モデルの研究－ 		河村 能夫（経済学部教授）、吉野 和夫（学長室）、杉村 繁一（図書館事務部）、伊勢戸 康（教学企画部）、西村 豊（法学部教務課）、川口 典男（文学部教務課）、佐藤 徹（総務部総務課）、内藤 多恵（キャリア開発部）、石原 正樹（総務部人事課）、花崎 正順（学長室）、中西 美也子（教学部）

大学教育開発センターが求めるもの

テーマ（1）：龍谷大学におけるキャリア教育＜継続2年目＞

概要：本学のキャリア教育のあり方について、「建学の精神」や自校史プログラムとキャリア教育の視点から研究する。具体的には、どのような方法を用いて建学の精神の浸透を図り、さらには本学の歴史を通じた自校史プログラムの構築がキャリア教育に有効であるかどうかを分析・検証する。加えて、こうしたことを可能にする仕組みについても検討を行う。

テーマ（2）：教員評価のあり方について＜新規＞

概要：教員評価の目的、意義などというものに関しては、大学や社会において十分なコンセンサスの存在するものではなく、あいまいさが払拭できず、このまま教員評価が実施されるとなると、教員自身にとっても不本意な形で行われることが危惧される。
そこで、この教員評価について、目的、意義、方法、効果、大学教育、大学運営のなかにおける位置づけについて検討を行い、大学で実現可能な教員評価のあり方について研究する。

テーマ（3）：「国際的視野を持った事務職員のSD推進」－アドミニストレーター型事務職員の教学創造参画モデルの研究－ ＜新規＞

概要：本学では大学事務職員の資質向上と自立的なキャリア形成を促し、大学行政能力の高度専門化に対応する職員の養成を「事務職員研修規程」において明確に規定し、その育成に努めている。その一環として1979年から積極的に取り組んでいる「事務職員海外高等教育研修制度」は、国際的な視点を持った深い知識と広い教養を修得させるとともに、近年の大学改革推進に必要とされるアドミニストレーター型事務職員の資質向上を図るなど、本学のFD・SD等、先進的な高等教育活動に積極的に関わる事務職員の育成に大きく寄与しているものである。本取組は、同研修制度をベースに置き、アドミニストレーターとしての資質を持つ事務職員が、教学改革・教学創造において、どのような形での参画が組織的に最も有効に機能するのか、米国の先進的事例に学ぶとともに、その成果をもって、教学改革・教学創造における具体的な教員・職員協働モデルの構築を目指す。

※大学教育開発センター設置規程第9条に基づき、指定研究プロジェクトに関わるメンバーを当面の間、兼任研究員とする。

大学教育開発センター（深草紫英館1階）
（内線 1050・1051）
075-645-2163（TEL）
075-645-2190（FAX）

過去の指定研究プロジェクト