学生本人による卒業段階学修成果評価を通じたDPとキャリア形成支援の実質化
[研究代表者] [共同研究者] |
本研究の目的は、学生個々の4年間の学修成果をDPに紐付けながら客観的に可視化し、本人が把握可能な情報とすることである。それを通じて、DPの実質化と生涯に亘るキャリア支援の深化に向けた契機づくりを目指す。本学においてはDP到達状況を把握するために、例年学生アンケートを行っている。しかし、2023年度指定研究プロジェクトで明らかになったとおり、本学のDPの構成が過度に複雑であるため、学生がその内容を理解し自身の学修成果を主体的に評価することは困難な状況が続いている。そこで本研究では、2023年度プロジェクトにおいて検討したDP簡易版とGPS-Academicテストを組み合わせて卒業研究提出直後に実施することによって、学生、大学の双方にとって有益な可視化を実現する。