2018年度指定研究プロジェクト

研究代表者とメンバー

(1) eポートフォリオの導入および授業展開に関する調査 [研究代表者] 藤田 和弘(理工 学部、学修支援・教育開発センター長)
[共同研究者] 長谷川 岳史(経営学部)、瀧本 眞人(国際学部)、築地 達郎(社会学部)、玉川 真美(情報メディアセンター事務部)
(2) 機械学習を用いた教学データの分析 [研究代表者] 藤田 和弘(理工学部、学修支援・教育開発センター長)
[共同研究者] 長谷川 岳史(経営学部)、瀧本 眞人(国際学部)、築地 達郎(社会学部)、鈴木 隆文(学長室(企画推進))、大野 秀樹(国際学部教務課)、大角 健太(情報メディアセンター事務部)、進藤 弘樹(教学部)

学修支援・教育開発センターが求めるもの

テーマ(1):eポートフォリオの導入および授業展開に関する調査

概要: 平成29(2017)年度の学修支援・教育開発センター指定研究プロジェクトにおいて、eポートフォリオの機能に関する調査を行うとともに、オープンソースのmaharaというeポートフォリオシステムを申請代表者の研究室のノートPCを用いて構築し、十学部合同学生会の学生たちに使ってもらいました。また、教学企画部としては、eラーニングシステムのmanabaの機能に個別指導コレクションを追加することにより、学生たちから要望があった正課外活動をポートフォリオとして記録する機能の提供を開始しました。

 今年度は、昨年度実施したプロジェクトをさらに発展させるべく、実際の授業での展開について実地で検討を行うとともに、将来的に、全学部に展開することを前提として、20,000ユーザの情報システムとしてのeポートフォリオシステムの導入に向けて検討を行います。

テーマ(2):機械学習を用いた教学データの分析

概要: 龍谷大学において、各学生の取得単位数やGPAなどの教学情報、学籍異動情報、大学IRコンソーシアムの学生行動調査による授業外の学習時間や通学時間などの情報が、教学IRデータとして認識されつつあります。また、一部の大学では、それら教学IRデータを、BIツールを用いて図示することにより教学政策の立案に役立てているようです。

 一方、龍谷大学においては、一部の学部で教学IRデータを図示することにより、教学上の判断に用いているようです。しかしながら、機械学習技術を用いたデータ解析までは行われていないと考えています。そこで、教学IRデータに対して、例えば、機械学習技術のひとつであるDecision Treeを用いて、データ分析を行うことにより、教学政策の立案に役立てることができるのではないかと考えました。このプロジェクトでは、どのような教学IRデータに対して、どのような機械学習技術(例えば、Decision Tree、Multi Layer Perceptronなど)を用いて、有益な情報を得ることができるかについて検討を行います。

学修支援・教育開発センター
(内線 1050・1052)
075-645-2163(TEL)
075-645-2190(FAX)