2020年度前期は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、全学的にオンライン授業を実施することとなりました。各授業担当者におかれましては、制約された環境下であっても、ICTツールを駆使し、学生の主体的・積極的な参加を促し、理解が促進されるような授業運営に尽力しておられます。また、各教学主体におかれても、学生の学修意欲を高めるための取組を検討・実施しておられます。
こうした取組を一過性のものとして終わらせることなく、試行錯誤によって生み出し改善された教育手法を本学の財産として蓄積しつつ、全学に波及させ、教育活動を活性化するため、「龍谷ICT教育賞」を実施いたします。
コロナ禍において、授業運営に尽力している教員の方々や、学生の学習意欲向上に努めている教職員の方々を対象として、優れた取組を称賛するための制度です。自薦・他薦は問いません。ぜひ、ご応募ください。
(1) 応募期間
2020年7月9日(木)~10月16日(金)
(2) 候補者
以下の①、②のいずれかに該当する個人又はグループ
① 2020年度の開講科目を担当する全教員(非常勤講師を含む)
② ICTを活用した教育活動をおこなう個人またはグループ(学部・学科等の組織的取組を含む)
(3) 対象となる授業および取組
当該年度開講科目のうち、以下の①~③のいずれかに該当する授業又は取組
① オンライン授業
② オンライン授業と対面授業の併用型授業
③ ①・②以外でICTツールを活用した教育活動
詳細は添付ファイルをご覧ください。
日 時:2019年12月4日(水) 14:30~15:30
場 所:瀬田学舎1号館619会議室
報 告 者:若井 貴史 氏(長岡病院 心理課 公認心理士/臨床心理士)
参加対象:本学教職員
事前申込:理工学部教務課(内線:7731/担当者:佐々木)
《概要》
本研修では、認知行動療法(CBT)について紹介する。CBTはメンタルヘルス不調の治療や予防に効果がある、エビデンスに基づく心理療法である。CBTは、Be your own therapist.という標語があることからも分かるように、自分で自分にCBTを実施できるようになることが最終目標であるから、セルフケアに活用しやすいものである。非常にたくさんの技法が開発されているが、汎用性が高く勘弁な技法としては、考え方を変えることによって不快感情を和らげる「認知再構成法」、喜びや達成感を感じる活動を増やしていく「行動活性化」、瞑想によってストレスを低減する「マインドフルネス」などがある。これらを紹介し、できる限りワークも行って、体験していただく予定である。
主催:理工学研究科FD活動推進委員会
]]>データサイエンス教育の展開―教育実践に向けて―
日 時 : 2019年12月5日(木)
13:00~16:30 ※12:30受付開始
場 所 : 龍谷大学 深草キャンパス21号館1階101教室
社会の変化、特にSociety5.0 に向けて、データサイエンスに関する知識・技能が社会人として必要とされようになり、来年度からは国立大学ではデータサイエンス教育を必修にするという報道がなされておりま。本学でも2020 年度から経済学部や先端理工学部(同年開設予定)でデータサイエンス教育を展開するとになっています。
このような状況のなかで、大学教育としてどのようなデータサイエンス教育を目指しているのか、また、具的な教育プログラム(到達目標、設置科目とその内容)について、情報交換並びに議論することを目的にFDォーラムを開催します。
本フォーラムでは、本学の教学展開の紹介に加えて、先行してデータサイエンス教育を行っている他大学先生方をお招きして、成果や課題等を参加者の皆様と共有したいと思います。またすべての報告を終えた、講演者全員でパネルディスカッションを行う予定にしております。
報告内容など詳細については以下をご参照ください。
]]>【2部】合同型演習における合同報告会Ⅰ
日 時:2019年8月2日(金) 17:30~
場 所:深草学舎22号館B101教室
報告者 :【1部】「マネジメント演習(基礎)」及び「マネジメント演習Ⅰ」の試行希望教員
【2部】経営学部 坂本 雅則ゼミ、濵田崇嘉ゼミ(3年生)
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
【1部】
「マネジメント演習(基礎)」及び「マネジメント演習Ⅰ」の試行について、運営方法等を報告する。
【2部】
社会人基礎力をゼミで養成することを目指した経営学部の合同型演習で義務づけられている「合同報告会Ⅰ」を実施する。
主催:経営学部FD委員会
]]>日 時:2019年7月24日(水) 15:30~16:15
場 所:瀬田学舎9号館2階大会議室
報告者 :竹歳 一紀(農学部 教務主任、食料農業システム学科教授)
山﨑 正幸(農学部 食品栄養学科主任、食品栄養学科 准教授)
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
農学部専願入試および附属校合格者に実施している入学準備サポートプログラムと龍谷IP事業として2017年度から実施している公募推薦合格者対象のR-studyの内容について、解説をおこない、農学部入学前教育の在り方を検討する。
主催:農学部FD委員会
]]>日 時:2019年7月10日(水) 11:30~12:30
場 所:大宮学舎西黌2階 大会議室
報告者 :実践真宗学研究科 中村 陽子 教授
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
団塊の世代が高齢期を迎え、これからの日本はさらに少産多死社会が予想される。住み慣れた地域で自分らしい生活を人生の最後まで続けるために、地域包括ケアシステムの構築が急がれている。そこで仏教がこれまで培ってきた、各地域独自の相互扶助の文化や看取りの文化が試される。そこで仏教がこれまで培ってきた、各地域独自の相互扶助の文化や看取りの文化が試される。仏教者が地域包括ケアシステムの一員として果たすべき役割を考える。
主催:実践真宗学研究科FD活動推進委員会
]]>日 時:2019年7月10日(水) 15:15~16:15
場 所:瀬田学舎6号館1階プレゼンテーション室
報告者 :株式会社アンク 前田 清一 氏(技術部長)
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
他人の論文を自分が書いたように偽装する研究不正(剽窃)は、インターネット環境のもとで増えているといわれています。いわゆる「コピペ」は、学生の講義レポートどころか、世界的に有名な学術論文誌でも起こっており、アカデミズムへの信頼を低下させる元凶のひとつとなっています。
本委員会では、研究倫理の向上を目的に、コピー&ペースト発見支援ソフトの定番ソフト「コピペルナー」を販売する(株)アンク技術部長の前田清一氏を招き、ソフト実力や機能について説明を聞きたいと考えています。
主催:社会学研究科FD活動推進委員会
]]>日 時:2019年6月26日(水) 15:45~16:15
場 所:瀬田学舎9号館2階大会議室
報告者 :キャリアセンター 中谷 麻里
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
農学部では2018年度に完成年度を迎え、一期生の進路決定状況が確定した。このことについて、就職状況の結果分析や学科毎の進路業種の傾向などをキャリアセンターから報告いただく。また、現在行っている4年次生(二期生)の進路希望調査の結果についても学部内で共有する。
一期生の総括を行うことで、二期生以降の就職支援の方策などを考える機会とする。
主催:農学部FD委員会
]]>日 時:2019年6月12日(水) 16:30~17:30
場 所:深草学舎紫英語館6階会議室
報告者 :須賀 英道 教授 (短期大学部 社会福祉学科 教授)
参加対象:本学教職員
事前申込:不要
《概要》
ストレス環境におけるコービング手法としてウェルビーイング手法が最近着目されています。みなさまの日常生活の中で気軽に取り組める具体的な手法をご紹介し、実践しながら身につけて頂きます。
みなさんの対人関係の向上や生き甲斐のある人生への方向付けにもきっと気づきます。是非、ご参加下さい。
主催:経営学部FD委員会
]]>「高校現場ではどのような授業が行われているのか」
~京都府立桂高校のアクティブラーニング型授業の事例から~
日 時:2019年7月16日(火) 15:00~16:00
場 所:深草学舎和顔館1階スチューデントコモンズ内アクティビティホール
話題提供者:西山 周平 氏 (京都府立桂高等学校教諭・数学)
内 容:話題提供40分、質疑応答20分
参加対象:本学教職員
事前申込:要
資料準備の都合上、参加を希望される方は以下まで連絡をお願いいたします。
《概要》
昨年度に引き続き、高等学校の教育現場とりわけアクティブラーニング型の授業の実態を学ぶことを目的としたFDサロンを開催いたします。当日は、高校で教鞭を執られている桂高校の西山周平先生をお招きし、講演いただきます。
桂高校では、「桂リサーチプロジェクト(KRP)※」の取組にみられるようにアクティブラーニング型の授業に先進的に取り組まれており、また本学とは高大連携協定校としての繋がりもあることから今回お越し頂けることになりました。
※KRPとは、1学期に行う基礎プログラム、2・3学期に行う探求プログラムの講義・講演等を通じて、5つの力(創造的思考力、協働的思考力、表現力、時間管理力)の習得を目指す授業です。本学も講演やワークショップ等で連携しています。
主催:学修支援・教育開発センター
]]>日 時:2019年6月5日(水) 14:30~15:30
場 所:瀬田学舎1号館619会議室
報告者 :宮武 智弘 教授 (理工学部物質科学科)
参加対象:本学教職員・高校教員・学生
事前申込:理工学部教務課(内線:7274/担当者:佐々木)
《概要》
理工学部ではこれまで、海外への学生派遣プログラムとして「RUBeC演習(大学院)」、「グローバル人材育成プログラム(学部3年生)」を整備するとともに、海外大学との学生交換協定に基づく海外研究留学(大学院)を推進してきた。ここでは、2016年度より龍谷IP事業として展開している「ASEANグローバルプロhグラム (学部2年)」について報告する。本プログラムは理工学部学生がASEAN地域の大学、日経企業、現地企業を訪問し、外国の文化や、これらの地域と日本との多様な関わりを知るとともに、現地学生との共同PBL活動、在留日本人ビジネスパーソンの方との交流等を通じて、グローバルな視点を養いつつ、自らの学修意欲、基礎能力を高めることを目的としている。本報告では、2017年度より実施している学生派遣の様子を中心に述べる。
主催:理工学部FD活動推進委員会
]]>日 時:2019年5月15日(水) 14:45~15:30
場 所:瀬田学舎1号館4階619会議室
報告者 :渋谷 恒司 教授
樋口 三郎 准教授
参加対象:本学の専任教職員(特任を含む)・非常勤講師・高校教員・学生
事前申込:理工学部教務課(内線:7274/担当:佐々木)
《概要》
2016年10月から開始された、龍谷IP「公募推薦入学者を対象とした入学前課題の実施」は、2019年3月で第1期が終了し、2019年4月より第2期が開始された。本取組は、理工学部と農学部の2学部によるものであり、両学部が連携し、これまで入学前課題を提供していなかった公募推薦入試の合格者のうち、一次手続きの完了者に対し、数学、物理、化学、および生物の問題を、eラーニングの形で提供するものである。2017年度は理工学部の入学生のみを対象としていたが、2018年度入学生からは農学部の入学生も対象として、提供する問題数も順次増やしている。本報告では、本取組の概要、および参加者と入学者数の関係等のデータ分析結果を説明する。
主催:理工学部FD活動推進委員会(担当:佐々木 内線 7730)
理工学部・理工学研究科FD委員会(担当:糟野)
共催:学修支援・教育開発センター(担当:教学企画部 内線 1050)
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龍谷大学における学修者本位の教育への転換~龍谷IP・龍谷GP事業による教育改革の事例報告~
日 時 : 2019年3月25日(月)
13:30~16:15 ※13:00~受付開始
場 所 : 龍谷大学 深草学舎 和顔館(わげんかん) 地下1階B101教室
高等教育が目指すべき姿として、中教審答申「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」で示されているように、「何を教えたか」から「何を学び、身に付けることができたのか」への学修者本位の教育への転換が今後ますます求められるようになってきます。
本学では、教育改革・教育改善に資する取組を選定し、支援するための事業として、龍谷IP(Inventive Program)・龍谷GP(Good Practice)事業を行っています。
本フォーラムでは、同事業に選定されたものから、学修者本位の教育への転換をテーマにルーブリックやアクティブラーニングの取組で得た成果や課題を参加者の皆様と共有したいと思います。
また、フォーラムの最後に、学修支援・教育開発センター長から、本学の教学IRに関する取組も紹介いたします。
報告内容など詳細については以下をご参照ください。
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日 時:2019年1月23日(水) 15:30~16:30
場 所:大宮学舎西黌2階大会議室
報告者 :郷式 徹(文学部哲学科教育学専攻 教授)
参加対象:本学教職員(特任を含む)
事前申込:不要
《概要》
文学部において卒業論文は4年間の学びの集大成に位置付けられており、教育の質を保証するための必須科目となっている。2012年には「龍谷GP」の取り組みの一環として卒業論文ルーブリックを開発し、履修要項に掲載するなど、卒業論文で求められる能力を学生に明示してきた、しかし、学生がルーブリックを意識して卒業論文に取り組んでいるとは必ずしも言い切れない現実がある。また、ルーブリックの開発から5年以上が経過しており、既存のものが必ずしも学生の現状に合致しているとは言えない部分も指摘されている。
今回は、改めて卒業論文ルーブリックの内容を検証すると同時に、卒業論文で求められる能力自体が近年文学部に入学してくる学生の現状に適合しているのかについても議論を交わし、卒業論文そのもののあり方についても考えたい。
主催:文学部FD委員会
主催:理工学部FD活動推進委員会
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