2017年11月29日
学修支援・教育開発センターでは、大学院・学部FD自己応募研究プロジェクトの中間報告を実施しています。授業、教材等を研究開発されている先生方に授業を公開いただき、進捗状況の報告と研究成果の共有を図ることを目的に行っています。この度、自己応募研究プロジェクト「博士後期課程及び大学院生を対象とした集団スーパービジョンシステムの効果研究(赤津 玲子:文学部)」の中間報告会を以下の通り開催いたしますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
テーマ :「博士後期課程及び大学院生を対象とした集団スーパービジョンシステムの効果研究」
報告者 :赤津 玲子(文学部准教授)
伊東 秀章(文学部講師)
日 時:12月8日(金)12:30~13:00
場 所:大宮学舎清風館 301共同研究室
参加対象:本学教職員(特任・非常勤講師含む)
事前申込:不要
<概要>
臨床心理士の 専門的技術は、心理アセスメント、心理面接、臨床心理的地域援助、研究活動の4つとされている。それらの活動を行う上で必要とされているのがスーパービジョンである。特に初学者の場合は、スーパービジョンが必須であると言われているが、実際にその機会を得ることが難しい場合もある。吉川らは、大学院生を対象としたシステムズアプローチによる集団スーパービジョン(以下、SGSSと略記)について報告した。システムズアプローチとは、多くの援助現場における個人及び集団をみるためのアセスメント方法として、さらに個人及び集団に働きかける際の方法としても活用できるものである。本研究では、博士後期課程及び修士課程のトレーニングとしてのSGSSの効果を検討することを目的とする。