2017年11月02日
学修支援・教育開発センターでは、学部FD自己応募研究プロジェクトの中間報告を実施しています。授業、教材等を研究開発されている先生方に授業等を公開いただき、進捗状況の報告と研究成果の共有を図ることを目的に行っています。この度、自己応募研究プロジェクト「Moddle機能を使ってのチーム基盤型学習(Team Based Learning/TBL)(李洙任・経営学部)」の中間報告会を以下の通り開催いたしますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
テーマ :「Moddle機能を使ってのチーム基盤型学習(Team Based Learning/TBL)」
報告者 :李 洙任(教授・経営学部)
重本 直利(教授・経営学部)
日 時:11月21日(火)15:00~16:30
講 義 名:教養教育科目特別講義「東アジアの未来」
場 所:深草学舎 22号館101
参加対象:本学教職員(特任・非常勤講師含む)
事前申込:不要
<概要>
大学で醸成されるべき力は、幅広い教養、課題発見・解決力、自らの考えや意見を論理的に発信する力であるが、現在の教室環境を考えると教員による専制型マネージメントの域を超えることができない。授業において、どの程度Engage and Create (参加し、創造する)ことを可能にするかを模索し、学生の参加することへの満足度を実感させ、最終的には、教育とは学習者の力こそがその成功の最大要因であることを学生自身に理解してもらうことを本FD研究の目的とする。個人学習が自己評価のためだけでなく、グループ評価において個人学習の責任を明確にすることがTBLで重要となる。本研究では、以下の4点を明確にし、学習者の個々から集団、また集団から個々への意識変化を見たい。
・個人学習に対して責任を負うことが必要である。
・グループ評価において、個人学習の責任を明確にする。
・チーム学習への貢献に対する責任性を明確にする。
・教員から学生へのフィードバックを明確にする。