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7/2(水)15:30~17:00 第1回 文学部FD研究会

2014年06月25日

テーマ 心理的不安を抱える学生への対応 

    -情報共有システムのあり方と必要な配慮について考える-

 日   時:7月2日(水) 15:30~17:00 (教授会開始前)

場   所:大宮学舎 西黌2階 大会議室

参 加 対 象:文学部教職員(特任を含む)

                 ※本研究会は「FD報告会」(大学教育開発センター共催)を兼ねるものとし、学内に広く公開します。

内   容:

 昨今、心理的不安を抱える学生が増加しており、その対応は学部の懸案事項となっている。文学部では今年度、予防的アプローチとして、新入生を対象に「メンタルヘルス講座」を実施した。これは、初年次に学生生活で起こりがちな「つまずき」や「悩み」について考える機会をもつこと、自己理解を深め、ストレス対処のためのヒントを提示すること、相談窓口について周知することを目的としている。 

 一方で、実際に問題を抱えている学生への対応についても考えていかなければならない。心理的不安を抱える学生への対応については確たる答えがなく、また一人の教員の力では解決できないケースも多い。そのため、複数の教員、学部教務課などの窓口、カウンセラーの有機的な連携が必要となるが、現状ではプライバシー保護の観点などから情報共有のシステムにも課題がある。また、情報が共有されたとしても、不安を抱える学生に対して教職員が具体的にどのように接し、支援していけばよいのかという問題は残る。

 本研究会では、「メンタルヘルス講座」の報告とともに、保健管理センターおよび相談室、教学部、学部教務課、教員の連携のあり方や具体的な学生対応について課題を整理し、必要な配慮についての共通理解を深めることを目的とする。

報 告 者:吉川 悟 氏 (本学文学部教授)

  ◎ 報告者による報告の後、質疑応答を行います。多数のご参加をお待ちしております。

文学部では、学部の教育活動に関する情報交換や認識を共有する場として、2007年度より「文学部FD研究会」を開催し、FDに関する様々なテーマを取り上げています。なお、本研究会は「FD報告会」(大学教育開発センター共催)を兼ねており、学内に広く公開します。

主催:文学部FD委員会

共催:大学教育開発センター(連絡先:文学部教務課(大宮)まで)