2014年01月08日
大学教育開発センターでは、学部FD自己応募研究プロジェクトにおいて、進捗状況報告の一環として、授業、教材等を研究開発されている先生方に授業を公開いただき、研究成果の共有を図ることを目的に公開授業を実施しています。この度、自己応募研究プロジェクト「大教室講義における学生の「参加度」向上に向けての研究」(代表:畠山 亮<法学部>)の取り組みの一環として、以下の通り公開授業を開催いたしますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
報告者 :畠山 亮(法学部 教授)
科目名 :「日本法制史B」
日 時 :2014年1月14日(火) 15:00~16:30
場 所 :深草学舎 3号館 202教室
参加対象:本学の専任教職員(特任を含む)・非常勤講師
参加申込:不要 当日直接会場へお越し下さい。皆さんのご参加お待ちしております!
≪内容≫
前近代日本を対象として、「鎌倉幕府成立は1192年ではないのか?」など、「常識」とされるテーマを取り上げ、それを根本から問い直しながら、各時代の社会と法について学ぶ科目である。今回の講義では、江戸時代の民事法の中で、「相対済令」という著名な法令を取り上げ、そこから、特に「金公事」と呼ばれた金銭債権にまつわる訴訟とそれをめぐる法意識について学ぶ。
なお、本プロジェクトと関係するところでは、前回のテーマである「公事方御定書」や「慶安御触書」などについて、「リアクションシート」なるペーパーを通じた学生とのやりとりを紹介する予定である。
主催:大学教育開発センター(担当:教学企画部 腰山 内線1052)