2013年05月20日
テーマ:東北大学大学院文学研究科 実践宗教学寄付講座「臨床宗教師」養成の取り組みの意義と目的
日 時 : 5月29日(水) 10:45~12:15
場 所 : 大宮学舎 西黌2階 大会議室
参加対象 : 教員(特任および非常勤講師を含む)・事務職員
*本研究会は「FD報告会」(大学教育開発センター共催)を兼ねるものとし、学内に広く公開します。
事前申込みは必要ありません。ご自由にご参加ください。
内 容 :
2011年3月に発生した東日本大震災の後、被災者支援の活動現場では、布教伝道を目的とせず、時には異なる宗教的背景をもつ宗教者同士が協同で宗教的ケアを行い、被災者を勇気づけました。こうした役割は、それまでの日本ではあまり関心をもたれていませんでしたが、大震災を転機とし、その宗教者の役割に対する意味が学術的にも社会的にも見直され、東北大学大学院文学研究科に「臨床宗教師」養成を目指す「実践宗教学寄附講座」の設置に結びつきました。これらの取り組みの意義と目的を紹介し、今後の宗教者のあり方について提言します。
報告者 : 谷山 洋三 氏 (東北大学大学院文学研究科「実践宗教学寄附講座」准教授)
【谷山 洋三 准教授プロフィール】
博士(文学)
東北大学文学部卒。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。長岡西病院ビハーラ病棟ビハーラ僧(仏教系緩和ケア病棟のチャプレン)、四天王寺大学准教授、上智大学グリーフケア研究所主任研究員などを経て現職。専門は臨床死生学(スピリチュアルケア、宗教的ケア、グリーフケア)、仏教福祉学。
主 催:実践真宗学研究科FD委員会(担当:文学部教務課〔大宮〕 徳力 内線5031)
共 催:大学教育開発センター(担当:教学企画部 腰山、荒木 内線1050,1052)