2012年12月04日
大学教育開発センターでは、教育改善に資する取り組みの一環として、各学部からの推薦に加え、学部FD自己応募研究プロジェクトにおいて、授業、教材等を研究開発されている先生方に授業を公開していただき、研究成果の共有を図ることを目的に公開授業を実施しています。みなさまのご参加をお待ちしております。
教員名 :畠山 亮(法学部准教授)
科目名 :「日本法政史B」
日 時 :12月11日(火)4講時(15:00~16:30)
場 所 :深草学舎22号館001教室(意見交換会:22号館4階会議室)
※ 授業終了後、意見交換会を20分程度予定しております。
参加対象:本学教員(特任・非常勤講師含む)・事務職員
参加申込:事前申込み不要
【概要】
本講義では、「鎌倉幕府は1982年に開かれた」といった「常識」を問い直しながら、古代から近世までの法と社会について学ぶものである。法学部においては、歴史(法制史)を学ぶことに興味を示さない学生も少なくないことから、まずは歴史に興味を持たせ、「暗記する歴史学」ではない「考える歴史学」は法学を学ぶ上でも意義があることを伝えるところに主眼を置いている。公開日(12月11日)は、戦国大名の話を散りばめながら、分国法を概説する予定である。
自己応募研究プロジェクトに関連しては、大教室にあって、上記の通り必ずしも積極的に参加しているとは限らない学生達をできる限り「参加させる」ことを目指し、一般に「ミニッツ・ペーパー」などと称されるものに類する「リアクション・シート」と呼ぶシステムをツールとして用いている。講義中においては、冒頭に前回提出されたものの中から課題に対する回答として優秀なものと、講義内容に関して重要な質問・意見とを紹介するところと、途中の休憩時間に講義とは関係のない雑談を紹介するところで扱われる。
主催:大学教育開発センター(担当:教学企画部 野澤 内線1050)