2012年02月08日
社会学部では、2011年度第1回めのFD報告会として、12月21日(水)に「2011年度社会学FD報告会」を開催しました。当日は事務職員を含み多数の教員が参加しました。
今回のテーマは、「自己発見レポートからみえる新入生像について~社会学部結果報告と分析~」と題し、吉田竜司社会学部教務主任の司会のもと、黒田浩一郎社会学部長の挨拶に引き続き、株式会社ベネッセコーポレーションの藤井公雄氏よりご報告いただきました。
【吉田竜司社会学部教務主任のコメント】
昨年度に引き続き、自己発見レポートの集計結果をもとに本学部新入生の特徴についての情報を共有し、若干の討論をおこなったわけですが、受動的な学修態度を有するかわりに、与えられたタスクには真面目に取り組もうとする学生が大勢を占めているという点では、昨年度の結果を踏襲していました。そのなかで、今回とくに注目されたのは、基礎学力において、偏差値60を超える上位10%と40を切る下位10%が混在しているという実態でした。このことによって、今後本学部の重要な教育課題のひとつとして、学力格差の拡大への対応があることが改めて確認されたことは収穫でした。